連載【大使館・貿易機関に聞く 話題の健康食品素材・製品】 アメリカ合衆国
健康食品の市場規模世界1位を誇る米国は健康食品素材の生産も盛んだ。「日米貿易協定」が2020年1月に発効していることから、米国からは多くの食品原料を関税上有利に輸入することができる。米国農務省 農産物貿易事務所の担当者は、「日本の消費者の間に、健康志向が高まっており、天然成分を含み、食品添加物や甘味料を最小限に抑えた健康・栄養・機能性のニーズをサポートする食品が求められている」とした上で、米国からの輸出の代表例として「高品質で持続可能、栄養価の高い、果物、野菜、ナッツ類、ジュース、乳製品」を挙げている。
米国産の注目の健康食品素材として、ナッツ類が挙げられる。米国は日本のナッツ類の輸入の50%以上の供給を担っている。特にアーモンドは健康飲料の原料としても需要が高まっており、また「罪悪感の少ない」機能性スナック類の原料としてもますます注目が集まる。つづく
詳しくは健康産業新聞1727号(2021.11.3)で
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