【話題追跡】 プラントベースフード、”ゆるべジ層”に商機

 国内のプラントベース市場が拡大している。2020年度は前年比1.5倍の265億円に。2025年度は700億円を超える勢いで成長することが予測されている(TPCマーケティングリサーチ調べ)。昨今では、外食チェーンの市場参入が相次ぐなど、プラントベースフードが身近な存在となりつつある。

 

 10月6~8日に開催された「食品開発展2021」では、健康食品OEMメーカーのアピがひよこ豆や雑穀の加水分解粉末を紹介。「“オーツ麦”プラントベースフード原料の紹介」と題したプレゼンセミナーも行った。スーパーフード・カロブパウダーを供給するタイショーテクノスは、食品の色味表現やコクの付与を提案したほか、蝶理では噛み応えを特徴とする組織状植物性たんぱく乾燥原料を紹介した。記念セミナーは、農林水産省の齋賀大昌氏が「フードテックをめぐる情勢」をテーマに講演。政府戦略において、「植物タンパク質を用いた代替肉の研究開発を産学官連携で推進していく」とした。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1726号(2021.10.20)で
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