別冊Ⅰ【乳酸菌/ビフィズス菌/乳酸菌生産物質】 機能性表示食品、乳酸菌・ビフィズス菌関連受理350品に
乳酸菌やビフィズス菌を機能性関与成分とした機能性表示食品の受理品が350品に到達した(9月30日時点)。定番の訴求となる「腸内環境改善」や「便通改善」などの整腸作用領域や、「体脂肪低減」「内臓脂肪低減」「BMI改善」など抗肥満・抗メタボ領域に加え、新しい訴求テーマも続々と登場。「肌の潤い維持」や「ハウスダストによる鼻の不快感軽減」「ストレスの軽減」「食後の胃の負担を和らげる」「歩行機能の向上」「紫外線刺激から肌を保護する」「記憶機能の維持」など。受理品数の伸びも好調だ。現在4,000品以上が受理されている機能性表示食品の約8%が乳酸菌やビフィズス菌を関与成分とした商品となっている。
機能性表示食品としての利用が進む背景には、ここ数年の腸内フローラへの関心の高さに加え、コロナ禍での健康への意識の高まりが挙げられる。こうしたなか、業界から多くの関心が寄せられているのが「免疫機能の維持」。キリンホールディングスでは、届出受理した「プラズマ乳酸菌」について、「プラズマ乳酸菌」の需要増加に対応するため乳酸菌原料の製造設備を増設し、菌体の年間製造能力を現在の約14tから23年に約28tへと引き上げる計画を発表。自社商品への配合に加え、他メーカーとのコラボ商品の開発を進めるなど、一気呵成の攻勢を仕掛けている。
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