連載【大使館・貿易機関に聞く 話題の健康食品素材・製品】~カナダ
カナダではプラントベースフードへの注目の高まりを受け、2018年にカナダ・プロテイン産業協会(PIC)を設立。民間および政府より約3.8億カナダドル(約324億円)の投資を行い、カナダ産植物性タンパク質の普及を続けている。カナダ産大豆プロテインは、持続可能な方法で生産・加工され、日本の健康食品ユーザーから要望の強い「非遺伝子組み換え」や、加工段階での「ヘキサン不使用」にも対応。エンドウ豆タンパク質も持続可能な方法で生産され品質の高さを誇る。
新たなプラントベースフード原料として注目されるのが菜種の一種から抽出されるカノーラタンパク質だ。すっきりとした食感やなめらかな口当たりが特徴。栄養価も高く、多様な健康食品への加工が可能だ。プロテインバー、飲料、プラントベースミートなど、日本の技術を活かした新商品開発に期待がかかる。つづく
詳しくは健康産業新聞1721号(2021.8.4)で
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