特集【胃腸サポート食品】 「胃の不調」4割、対策素材が続々台頭
胃腸に関わる悩みは多く、現代病の1 つといえる。男女の4割が胃の不調を感じているという調査結果も。胃腸のトラブルは、暴飲暴食、疲労、睡眠不足をはじめとした生活習慣の乱れに加え、様々なストレスが原因。こうした中、薬に頼らない日常的にケアできるサプリメントや健康食品の利用が進んでいる。“胃の健康”分野では、ヨーグルトのほか、食後の胃の負担をやわらげる機能性表示食品などが流通。大手通販メーカーから胃に着目したサプリメントも登場している。抗ピロリ菌作用を差別化にした素材提案・商品開発も目立つ。腸に関しては、腸内フローラのバランスを整えることが健康維持に繋がるという認識が浸透。また、脳腸相関研究の進展から「第二の脳」としても注目されているほか、コロナ禍で腸内フローラと免疫への関心も高まっている。市場では、乳酸菌をはじめとした定番素材以外にもエビデンスのデータをもとに各社、独自素材の提案を行っている。つづく(※乳酸菌特集は別途、特集で紹介)