JACDS調べ 調剤額1兆円突破、シェア13.8%に
(一社)日本チェーンドラッグストア協会は先ごろ、2020年度ドラッグストアの調剤額が1 兆693億円になったと発表した。前年度より886億円増加し、伸び率は9.0%だった。ウエルシア、マツキヨ、ココカラファインなどサプリメント売り上げが伸長する主要ドラッグチェーンでは、調剤併設型店舗の拡大を推進している。背景には、処方箋のみの調剤専門薬局と異なり、待ち時間にサプリメントや食料品、化粧品、雑貨・衛生用品の購入を取り込む狙いがある。
「インバウンド減や少子高齢の中、調剤においては、処方箋を出す従来の対物業務から、サプリメントや化粧品の健康相談を包括する対人業務の重要性が増しており、海外事業やサプリメント開発などに携わる目的で業務に従事する薬剤師も多い」(マツモトキヨシホールディングス)という。つづく
詳しくは健康産業新聞1716号(2021.5.19)で
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