機能性表示食品、3,000 品を突破
消費者庁は10月12日、機能性表示食品として受理した25品の情報を公表、取り下げを除く累計数は3,007品となった。機能性表示食品制度は2015年4月にスタート、2017年8 月に1,000品を突破。2,000品を超えたのは2019年7 月12日で、そこから1 年3ヵ月でさらに1,000品を上乗せした。受理事業者数は本紙の集計で823となった。19年度は約200事業者、今年度は現時点で94事業者が新規受理となっており、受理数・参入企業数はハイペースで増加している。
剤型別では、「サプリメント」が50.5%、「サプリメント以外の加工食品」が46.6%、「生鮮食品」が2.9%。2,000品到達時は、サプリメントと加工食品の割合はそれぞれ約49%でほぼ同率だったが、徐々にその差が広がりつつある。機能性関与成分は、「GABA」(単独配合のみ)が331品で、全体の11%を占める。以下、「難消化性デキストリン」(同)が307品、「EPA・DHA」が127品、「イチョウ葉」が105品と続く。「難消化性デキストリン+GABA」といった組み合わせもあり、こうした複合配合を含めると、上位2素材の採用数はさらに増える。つづく
詳しくは健康産業新聞1702号(2020.10.21)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら