【トピックス】 カシス特有のアントシアニンが もたらす血流改善効果

 カシスには、「デルフィニジン-3-ルチノシド(D3R)」「シアニジン-3-ルチノシド(C3R)」という2つの特徴的なアントシアニンが含まれている。このカシス特有のアントシアニンに着目した研究は、国内外の多くの大学研究機関で進められてきた。

 一昨年の日本抗加齢協会フォーラムでは、松本均教授が「D3Rは一酸化窒素の発生を促すことで筋肉の緊張を和らげることで血流改善につながる。緑内障や軸性近視の予防効果が期待できるほか、肥満、糖尿病などの生活習慣病の予防効果、神経細胞保護効果によるアルツハイマー型認知症の予防などが期待できる」とコメント。

 また日本カシス協会は昨年7月、助成研究として神戸学院大学大学院の水谷健一教授の「カシスアントシアニンが血管老化に果たす予防的効果の解析」を採択。同協会は、「今秋には結果が出る見込みだ」としており、研究結果に期待が集まっている。

 

 

詳しくは健康産業新聞第1691号(2020.5.6)で
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