福岡県・久留米市、「創薬」「機能性食品」の開発促進

 福岡県、久留米市、㈱久留米リサーチ・パークなどが主催する地方創生事業
成果報告会「福岡発!地方創生の成果と新たな構想!!~福岡県・久留米市から健康長寿社会への挑戦~」が1月24日、都内で開催された。

 冒頭、福岡県の江口勝副知事が主催者挨拶に立ち、福岡県では産学官連携による「福岡バイオバレープロジェクト」を推進し、「創薬」と「機能性食品」を柱に研究開発の促進やベンチャー企業の育成に取り組んできた結果、バイオ関連企業は32社(平成13年)から225社(令和元年)まで増えており、「バイオ産業を振興し、地方創生の実をあげたい」と力強く語った。

 農事組合法人福栄組合専務理事の中垣誠氏からは、生鮮肉類では初となる機能性表示食品『はかた地どり(胸肉)』の届出から受理までの経緯が報告された。機能性関与成分は、アンセリン、カルノシンで、認知機能の低下を抑止する効果が期待できる。産学官連携のもと届出を行い、3回の差し戻しを経て受理に至り、「組合員は初めて取り組みで人材育成にもつながった」と話した。2月からは東京の大手スーパーで販売がスタートするほか、「今後は、高齢者食・介護食への展開も検討していく」と述べた。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞第1685号(2020.2.5)で
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