【調査データ解説①】 2019年下半期、化粧品人気受注素材は「幹細胞」がトップに

 化粧品受託企業(有効回答55社)に、2019年下半期の人気受注素材(複数回答)を調査した結果、幹細胞(植物幹細胞、ヒト幹細胞培養液含む)が22票を獲得し、昨年調査の3位からトップに躍り出た。エステ業界の専門展示会では、この1~2 年、ヒト幹細胞培養液や植物幹細胞を配合したことを訴求する化粧品の出展が数多く見られており、トレンドを裏付ける結果となった。

 2位は、昨年トップのプラセンタ(15票)、3位は、昨年2位のヒアルロン酸と3位のコラーゲンが同数(14票)でランクイン。美容素材の定番が占めた。少数ではあるが、話題のミネラルとして健康食品業界でも人気のケイ素がランクインした。

 2019年下半期の人気受注アイテム(複数回答)を聞いた調査では、昨年調査と同様、「美容液」(22票)、「化粧水」(18票)、「クリーム(ゲル含む)」(15票)のトップ3が健在。3位タイには昨年5位の「クレンジング類」(15票)がランクインした。つづく

 


詳しくは健康産業新聞第1682号(2019.12.18)で
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