True Data調査、インバウンドで食品成分配合コスメ人気
データマーケティング会社の㈱TrueData(東京都港区)は9月30日、ドラッグストアにおける8月のインバウンド消費動向調査を発表。消費減少の中、化粧品が好調で、食品成分配合コスメの人気が高まっていることがわかった。
同社調査によると、8月のドラッグストアにおける1店舗あたりのインバウンド消費購買金額は前年同月比13.6%減少。1レシートあたりの購買単価は1万5,643円で前年同月比4.1%増だったが、1店舗あたりの購買件数は前年同月比17.1%減少した。
こうした中、化粧品は売上個数TOP30内に15商品がランクイン。特にパック(フェイスシート)のランクイン数は前月の8 商品から1商品増え9商品となり、インバウンド消費における化粧品の存在感が高まっていると分析。
TOP10内にランクインしているパックの『毛穴撫子お米のスキンケアお米のマスク』(石澤研究所)や、昨年1月以降で最高順位の9位を記録した『ワフードメイド酒粕パック』(pdc)などは日本の伝統的な食品の成分を配合し、パッケージに表記するなど工夫しており、「日本の文化が伝わる特徴的な商品を展開することで、訪日客の心を捉えている」としている。つづく
詳しくは健康産業新聞第1678号(2019.10.16)で
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