HACCP、5割が「知らない」 都モニター調査
東京都は9月24日、食品の安全性に関するモニターアンケート調査結果を発表、半数がHACCPを知らないことがわかった。調査は7月に実施、回答者数は487人。食品の安全性で特に不安に思うことを3つ選んでもらったところ、トップは「食中毒」で58.9%だった。2位は食品添加物で54.6%、3位は残留農薬で33.7%。「いわゆる健康食品」は8.8%で10位だった。
食品表示がわかりにくいと感じることがあるかを聞いた結果、「よく感じる」(24.6%)と「食品によっては感じることがある」(59.5%)の合計は84.1%。その理由は「わかりにくい用語で書かれている」が58.0%、「表示文字が小さすぎる」が52.9%、「書かれている内容が多すぎる」が39.5%などとなった。
HACCPを知っている割合は17.9%。「聞いたことがある」が32.4%で、半数はHACCPを知らなかった。
詳しくは健康産業速報第2367号(2019.9.27)で
健康産業速報の定期購読申込はこちら