18年度の通販市場規模、8兆円突破
(公社)日本通信販売協会が8月21日に発表した売上高調査結果の速報値によると、会員企業455社を対象とした2018年度(18年4月~19年3月)の通信販売市場規模は、前年度比8.3%増の8兆1,800億円となり、8兆円の大台を突破したことがわかった。金額ベースでも前年度から6,300億円を上乗せした。
通販市場が拡大している大きな要因は、モール系企業の好調にある。Amazonを筆頭に、楽天やヤフーなど大手が伸びた。商材ではアパレルや家電系が伸長。テレビ通販企業も「比較的好調」としており、市場拡大に寄与した。
このほか、BtoB通販が堅調で、通販協では、売上高が1,000億円を超える規模の企業が「引き続き伸びている」としている。
健康食品通販では、勢いのある中小企業がある一方、比較的売上高が多い有力企業では苦戦が目立つといい、市場は踊り場にある。
詳しくは健康産業速報第2357号(2019.8.23)で
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