金沢大ベンチャー、α-GPC配合の「溶けないアイス」開発
バイオセラピー開発研究センター(石川県金沢市)は、α-GPCを配合した溶けないアイス『脳活アイス』(110mL・税別250円)を開発。7月18日より、石川県内の恵寿総合病院の売店で発売を開始した。
同センターは、金沢大学の太田富久名誉教授が研究開発責任者を務める大学ベンチャーで、イチゴから抽出したポリフェノールを使用することで「溶けないアイス」の開発に成功。「イチゴを使用したクリームの起泡性と保形性の向上について」として特許も取得済み(第5603088号)。
新発売した『脳活アイス』は、溶けないアイスの特許技術を応用することで、常温でも30分以上溶け出さずに冷たさを保つことができるため、嚥下機能の弱った高齢者でも安心して美味しく食べることができるという。
記憶力増強や脳神経再生など、脳機能の改善が期待できるα-GPCを配合したことで、注目度は高いという。同病院では売店販売のほかに、病院食として提供もはじめており、マンゴー味が美味しいと好評だ。
同社では今後、他の医療機関ルートへの販促を進め、年内に約6万個の出荷を目指す。
詳しくは健康産業新聞第1673号(2019.8.7)で
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