矢野経済研究所、紅麹問題 健食の信頼感に影響
紅麹問題を受け、健康食品・機能性表示食品への安心感・信頼感が低下した割合は約37%だったことが、㈱矢野経済研究所(東京都中野区)が2月21日に発表した健康食品に関する消費者アンケート調査結果で示された。調査は昨秋、20代以上の男女4,942人を対象にインターネットで実施。健康食品の摂取状況は、「現在摂取している」が18.7%、「ときどき摂取している」が6.0%、「必要に応じて(不定期に)摂取している」が4.8%で、合わせて約3割だった。また、小林製薬の紅麹問題の認知状況等を調査。報道について「詳細を知っている」が20.9%、「概要を知っている」が48.0%、「報道は耳にしたが、詳しくは知らない」が16.1%で、85%が報道を認知していた。報道を認知している人に健康食品や機能性表示食品に対する心象の変化を聞いたところ、「サプリメント全体に対する安心感や信頼感が低下した」は29.4%、「機能性表示食品に対する安心感や信頼感が低下」は7.4%で、合わせて36.8%だった。
詳しくは健康産業新聞1807号(2025.3.5)で
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