総世帯の健食支出、24年は11%減
総務省統計局が2月7日に発表した家計調査結果で、サプリメントを中心とする健康食品の24年の総世帯の支出は前年比11%減と落ち込んだ。一方、同日発表された家計消費状況調査では、健康食品のネット通販支出は7%増と伸長した。「家計調査」は、全国約9,000世帯を対象に、家計の収入や支出について調査。「保健医療」では、錠剤やカプセルなどサプリ形状の「健康保持用摂取品」の支出について集計している。「2人以上世帯」の結果を毎月公表。「単身世帯」「総世帯」の結果は四半期ごとに公表している。
その結果、「2人以上世帯」に「単身世帯」を加えた「総世帯」の消費支出の2024年平均は、1世帯1ヵ月当たり25万929円で、前年比は、物価変動の影響を考慮した実質で1.6%減、実数と比較した名目で1.5%増。2年連続の実質減となった。勤労者世帯の実収入は1世帯1ヵ月当たり54万2,886円で、前年比は実質0.7%増、名目3.9%増。収入は4年ぶりの実質増となったものの、支出が伸び悩む結果となった。用途分類別の詳細結果表を見ると、「総世帯」の健康食品支出の24年平均は、1世帯1ヵ月当たり995円で、前年比は名目11.3%減。世帯主の年齢階級別では、支出額1位の70歳以上が1,458円で同9.2%減、2位の60代が1,265円で同9.5%減と落ち込んだほか、全年齢階級で支出が減少する結果となった。
一方の「家計消費状況調査」は、家計調査を補完するものとして、全国の3万世帯を無作為抽出して実施。食料品や家電、旅行関係費など、22品目を対象に、インターネットショッピングの支出状況を調査している。医薬品、健康食品、化粧品も対象。2月7日に公表された同調査における24年の「総世帯」のインターネットを利用した支出総額(22品)は、1世帯1ヵ月当たり2万1,611円で、前年比7.3%増。食料品、出前、化粧品、旅行関係費、チケットなどが伸びた。家電や家具、書籍など、微減となった品目もある。健康食品のネット通販支出額は1世帯1ヵ月当たり692円で、前年比7.1%増と伸びた。家計簿ベースの調査を行う「家計調査」では伸び悩んだ健康食品支出だが、ネット通販は好調だったようだ。つづく
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