特集【スーパーフード最前線】 栄養価値に機能性プラス、Z世代開拓テーマに

 美容や健康目的に海外セレブや有名モデルが食事に取り入れたことで世界的に浸透した“スーパーフード”。調査会社Mordor Intelligenceによると2024年の世界市場は1,829億米ドルに到達したと試算した。年平均成長率は10.24%で、特にアジア太平洋地域が台頭していると指摘。「急速な都市化や欧米の食習慣の浸透を受けキヌア、ブルーベリー、アボカドなどのスーパーフード食材が、より健康的で多様な食生活を求める都市部の消費者に受け入れられている」としている。食品とサプリメントの中間的存在のスーパーフードは、パウダー状に加工した100%原末からフリーズドライ、パウダーを混ぜ込んだ加工食品まで様々な形態がある。国内市場ではプロテインやスムージー、シリアル・グラノーラ、菓子類、サラダ、機能性表示食品、プラントベースなどの商品開発が進む。

 

 原料サプライヤーの取材では、「スーパーフードという言葉自体のブームがなくなりつつある」「スーパーフードを組み合わせて食べることの大切さを啓蒙していく必要がある」などの声がある。昨今ではZ世代へのマーケティングもカギになっているようだ。色鮮やかな見た目がSNSで映えると昨年注目を集めたのは「アサイーボウル」。日経トレンディが発表した「2024年ヒット商品ベスト30」にランクインしたほか、LINEヤフー発表の“若年層の流行に関する定点調査”でもランクイン。フルッタフルッタによると、「SNSでアサイーに関する投稿が相次ぎ、アサイーボウルの動画がアップされてから一気に注目度が高まった」とする。メインユーザーのZ世代は、“自然界隈”というキーワードが流行で、ナチュラルなものへの関心度の高さも影響を及ぼしたのでは分析する。ダイエット目的で食べる人も増えており、“フルーツで美味しくダイエットできる”という合理性もタイパ重視の価値観にマッチしたとしている。つづく

 

 

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