【化粧品】 ヘアケア需要継続、フェイスシート人気上昇
◆販売市場回復も、受託市場は二極化
経済産業省の生産動態統計によると、2024年第3Q(1〜9月分)の化粧品販売金額は、前年同期比7.9%増の1兆268億4,810万円。国内の化粧品販売金額は順調に回復している。本紙編集部が2024年11〜12月に化粧品受託製造企業200社(有効回答118社)を対象に実施した調査でも2024年下期の増収企業は、前回調査より13.4ポイント増の65.0%となった。ただ、2ケタ増収企業は同4.5ポイント減の22.1%。受託製造企業にとっては、2024年も円安に伴う原料や資材、エネルギー、人材補強のための人件費など、製造コストの高騰が続く中、売上は伸びても利益が圧迫される事態が続いている。
化粧品受託企業への調査で、2024年下期の人気受注成分は、2年連続でナイアシンアミドがトップに。2 位には、昨今のビタミンC人気を受け、前年3位のビタミンC(VC誘導体含む)がランクアップ、3位は前年2位の幹細胞培養液(ヒト・植物含む)となった。人気受注アイテム(複数回答)は、約70品目の記述が見られ、年々アイテムが細分化していることがうかがえた。トップのヘアケア製品をはじめ、美容液、クリーム(ジェル・バーム含む)、化粧水と上位は前年と同じ結果だった。剤型では、近年バーム製品の人気が高く、溶融充填設備を導入する受託企業も増えている。スペシャルケアとして、フェイスシートやマイクロニードルの人気も高まっていることがうかがえた。
つづく
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