【健康機器】 快眠・リラクゼーション、水素など好調 

◆「健康増進機器」、年間10製品増

 (一社)日本ホームヘルス機器協会が2018年10月から開始した健康増進機器認定制度では、2024年は創通メディカルおよびヤーマンの2社が新たに「健康増進機器」の認定を取得。さらにモデル追加が8製品加わり、合計で112製品(認定数43製品・モデル追加は69製品)と、この1年間で10製品の増加となった。大手メーカーによる認定取得も増えており、アイテムもリラクゼーション機器類からトレーニンググッズ、機能性寝具、水素吸入器、衣類、シャワーヘッドなど、製品バリエーションも拡大している。とはいえ、同制度の認知度は、学会内ですら依然低い状況だ。現状は一度認定を取得した企業によるモデル追加で、認定製品自体は増加しているが、認定企業数は、まだまだ少ない状況と言わざるを得ない。今年2月26日開幕の「健康博覧会2025」でも同協会の山本会長による関連セミナーが行われる。HAPIでは引き続き、同制度の業界内での認知啓発を進め、認定製品を増やしていきたい考え。

 

◆家庭用遠赤外線血行促進衣、6社・39製品が届出済みに

 快眠サポート・抗疲労・ストレスケアニーズの高まりを背景に、市場が拡大しているリカバリーウェア。2022年10月には、42年ぶりに新設された一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」に格上げされ、届出も進んでいる。12月16日現在では、昨年の山本化学工業、ベネクス、ファーストメディカルの3社・13製品から、アドバンスジャパン、オンヨネ、りらいぶの3社が新たに追加、製品数も39品目に増加した。りらいぶ、TENTIALなどテレビCMを積極的に展開するメーカーも見られる中、今後も市場拡大が見込まれる。

 

◆2年連続の2ケタ成長、水素商材市場300億円が射程圏に

 2024年通期の水素商材の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、本紙推計で約265億4,000万円(前年比12.4%増)。2年連続で2ケタ成長を達成した。増収企業は前回調査より12.1ポイント増の75.7%。2ケタ増収企業は同3.6ポイント増の85.7%だった。好調だったアイテムは、成長株の水素吸入器が前年比37.5%アップの約55億円に。水素サプリメントや水素フェイスマスク、水素ヘアトリートメント、水素入浴料などの売れ行きも前年比で約25%伸長した。2025年上期も6割以上のメーカーが「良くなる」と回答。いよいよ300億円市場が射程圏に入ってきた。

つづく

 

 

 

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