特集【2024年総括 健食受託加工・製造】 各社反転攻勢へ、25年増収見込み56%
健康食品の受託製造企業調査は年2回、年の上期と下期に行っているもの。24年下期調査は130社から有効回答を得た。調査項目は、「売上規模」「今年・来年の売上高見込み並びに増減率」「経営状況」「設備投資の状況・内容」「受注が伸びている分野」「海外向け受託の状況」「機能性表示食品への対応」「人手不足の状況」「SDGsの取り組み」など。今回追加した質問として、9月に改正された機能性表示食品制度についての意見、2025年のトレンド予想を聞いた。また上期調査では「紅麹問題の影響があったか」を聞いたが、今回調査では「その影響が続いているか」を質問した。なお質問項目によっては、一部未回答の企業がある。
回答企業の売上高は、「10億円未満」が49.1%、「10億円以上50億円未満」が30.7%、「50億円以上100億円未満」が11.4%、「100億円以上」が8.8%となった。24年に増収となった企業は51.3%で約半数だったものの、23年の54.7%から若干減った。伸び率別にみると、1ケタ増が34.2%で最も多く、2ケタ増は17.1%だった。2025年に増収を見込む企業は55.5%。横ばいは20.9%、減収は23.6%。2ケタ増を見込む企業も16.4%ある。つづく
詳しくは健康産業新聞1802号(2024.12.18)で
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