【トピックス】 機能性表示食品で訴求ポイント明確化

 毎日摂取することで健康維持を図る健康茶は、味や風味、簡便性のほか、機能性にこだわった商品開発を進めるブランドオーナーも多い。機能性表示食品では、ルイボスティーやごぼう茶、べにふうき茶、ジャスミン茶、はとむぎ茶、金時しょうが紅茶、玄米茶、サラシア茶、黒豆茶、プーアル茶、桑葉茶、そば茶、杜仲茶、菊芋茶、とうもろこしひげ茶、小豆茶などが開発されている。ルイボスティーは、GABAや難消化性デキストリン、モノグルコシルヘスペリジン、ヒハツ由来ピペリン類、葛の花由来イソフラボン、エリオジクチオール-6-C-グルコシド、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)を関与成分とする届出受理がある。

 

 主に、「一時的な精神的ストレス緩和」「血流(末梢血流)を保ち、体温(末梢体温)を維持する」「食事から摂取した脂肪や糖の吸収を抑え、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑制する」などの表示がなされている。黒豆茶は、大豆イソフラボンを関与成分とした届出があり、「骨の成分の維持に役立つ」旨を表示している。菊芋茶は、菊芋由来イヌリンを関与成分とした届出があり、「食後の血糖値の上昇を抑える」旨を表示している。ごぼう茶は、イヌリン、クロロゲン酸を関与成分とし、「お通じ(便量)を改善する」旨の表示を行っている。

 

 

詳しくは健康産業新聞1801号(2024.12.4)で
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