COSMOPROF・ASIA2024レポート 80 社超の日本企業が香港で美をアピール
アジア最大級のビューティートレードショー「コスモプロフ・アジア2024/コスモパック・アジア2024」(主催:Cosmoprof Asia Ltd/インフォーマグループ)が11月12日~15日の4日間、アジアワールドエキスポ(12~14日)と香港コンベンション&エキシビジョンセンター(13~15日)の2会場で開催された。日本からは80社を超える企業が出展。JETROを通じた「ジャパンパビリオン」には30社以上が参加。メイドジャパンの製品に来場者から多くの関心が寄せられた。
パビリオン出展のコスメディ製薬は、“貼らないマイクロニードル”をテーマに開発した新製品を展示した。クリームや美容液の中に独自のニードルを配合した新製品『KYO-YAKU-SHO(京薬粧)』を発表。結晶ニードルは空洞になっていて、中にヒアルロン酸やプラセンタといった美容成分を配合することが可能だという。ブースではパッチ製品製造で培った技術を応用した貼るタイプの経皮吸収型サプリメント「HARULIFE」シリーズも展示した。テーマ別にタウリンや高麗人参、ウコンやオルニチンなどの成分を配合した製品を揃えており、「パッチを貼ってから約6時間で経皮吸収される。体感性もよく、貼るだけの手軽さが評価されている」とした。
富山の製薬メーカー、水橋保寿堂製薬は単独4小間で出展。日本で大ヒットしたまつ毛美容液『EMAKID(エマーキット)』や、400万本以上を売り上げた『エマルジョンリムーバー』を展示した。海外での展開も進めており、ブースで幅広い国からOEMの引き合いがあった。また、『本気酵素』や『本気水素』などの健康食品も展示した。プロラボホールディングスは、酵素ドリンク『ハーブザイム®』シリーズに加え、プロテイン製品『プロテイン ナチュラ グランプロ』をアピールした。ブースではNMNのサプリメントも人気で、さらに新製品となるデアザフラビンにも大きな注目が集まった。化粧品OEMの東洋ビューティでは、スキンケア製品への関心が強いといい、海外営業統括部の呉泰煥氏は「なかでもナチュラル志向が強い印象。欧州はミニマムな処方をニーズしている」と分析した。このほか、健康食品を扱うファインや愛しとーとらも出展した。つづく
詳しくは健康産業新聞1801号(2024.12.4)で
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