【トピックス】 「トレーニング効果、朝食のタンパク質摂取が鍵」(立命館大学 ・藤田教授)
10月に開催された「食品開発展2024」の記念セミナーでは、立命館大学スポーツ健康科学部教授の藤田聡氏が、「効率的な筋肉量増加を引き出すタンパク質摂取」と題して講演。同氏は、レジスタンス運動(筋トレ)をするメリットは2つで、「運動自体による筋肉の合成と、しっかり食事を摂ることで、より筋肉の合成が高まること」と説明。その上で、「せっかく筋トレを実践しても、その後にタンパク質を摂取しないと 運動の効果を最大限に高めることはできない」と述べた。
大学生を対象に実施したトレーニング調査の試験では、夕食後より朝食後にプロテインを摂取した群の方が、有意に筋量の増加が認められたことを紹介。「朝食にタンパク質が不足すると、トレーニング効果が最大限に引き出せない。朝食でのタンパク質摂取を見直す必要がある」と指摘。高齢者を対象に実施した調査でも同様の結果が示されたことを紹介した。
詳しくは健康産業新聞1800号(2024.11.20)で
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