【トピックス】 ライフ、ビオラル事業で400億円目指す
㈱ライフコーポレーションが、ナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」事業の大幅な拡大計画を、10月7日同社中間決算発表会で発表した。2030年までに売上高400億円という野心的な目標を掲げ、持続可能な社会の実現と事業成長の両立を目指している。岩崎高治代表取締役社長と海野紀明ビオラル事業本部長の発表によると、現在約100億円の売上を4倍に引き上げる計画だ。この背景には、日本のオーガニック市場が今後20倍から30倍に拡大する可能性があるという見通しがある。ビオラルは「オーガニック」「ナチュラル」「ローカル」「サステナビリティ」の4つのコンセプトを柱に、他のスーパーマーケットとの差別化を図っている。これらのコンセプトは、ライフコーポレーションの企業理念「地球に優しく、人に優しく」と完全に合致しており、安心・安全な食品提供、自然な食生活の提案、地域経済への貢献、環境負荷の軽減を実現している。
今年、新規オープンしたビオラル国立店の成功は、この戦略の有効性を示している。当初計画の1.8倍から2倍の売上を記録し、ビオラル事業の成長ポテンシャルを象徴する存在となっている。また、ライフは、ビオラル事業を単なる店舗展開に留めず、全社的な取り組みとして位置付けている。従業員がオーガニックに関する専門知識やノウハウを学び、それを他のライフ店舗へも展開するローテーション制度を導入。これにより、全社的に食の安全やオーガニックへの意識を高め、競合他社との差別化を図っている。つづく
詳しくは健康産業新聞1799号(2024.11.6)で
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