連載⑩【薬局・薬店の新規事業】 無人決済店舗「chopitto松山大学店」開設
㈱レディ薬局(愛媛県松山市)は10月1日、松山大学キャンパス内に無人決済店舗「chopitto(チョピット)松山大学店」をオープンした。購入希望商品を選択し、出口でディスプレイの表示内容を確認して支払う「完全キャッシュレス決済店舗」。大学キャンパス内での出店は同社初であり、無人決済店舗は四国初となる。
無人決済店舗「chopitto」は、ちょっとしたものを“ピッ”と清算、手軽に購入できる店舗になるよう思いを込めて命名。MICROW」(㈱TOUCH TO GO提供)は、15㎡程度の省スペースながらもローコストの無人決済店舗の展開が可能なシステム。天井のカメラ(20台)や棚のセンサーで、来店者の動きと手に取った商品をリアルタイムに認識。会員登録や専用アプリ不要で、商品バーコードをスキャンすることなく支払いができる。学生の授業前や休憩時間などの限られた時間でも、入店から退店まで最速20秒で購入可能な環境を提供。時間節約ニーズに応えた“次世代のお買い物”の体験店舗として案内していく。
健康食品系としては、インゼリー、カロリーメイト、エナジードリンクといった、ゼリー、グミ、飴など製菓系のラインアップが中心。化粧品・日用品では、ハンドクリームやリップクリーム、日焼け止め、冷感シートなど学生の需要が高いものを選定している。「無人店舗のため、食料品中心の品揃え(約400品)。今後、遠隔での接客ツールを活用したカウンセリングも視野に、消費動向などを見極めながらサプリメントのラインアップを拡充していく」という。つづく
詳しくは健康産業新聞1798号 (2024.10.16)で
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