23年度・東京都消費生活相談 健康食品の定期購入相談、18%増
東京都は9月13日、「2023年度 消費生活相談年報」を発表、消費生活相談件数は約13万件で、前年度比0.3%減とほぼ横ばいだった。「定期購入」に関する「健康食品」の相談は1,674件で、同18.1%増と大きく増加した。23年度に東京都に寄せられた消費生活相談件数は12万9,681件で、前年度から407件減少した。相談区分別にみると、「苦情」が92.1%、「問合せ」が7.7%、「要望」が0.2%だった。相談件数が多い商品・役務の1位は、架空請求などに関する「商品一般」で9,214件。以下、「レンタル・リース・賃借」「役務その他」「化粧品」が続いた。4位の「化粧品」は7,133件で、同27.6%減と大きく減少。7位の「健康食品」は3,602件で、同12.7%増となった。
「通信販売」に関する相談件数は4万8,682件で同3.9%減だった。最も多い相談は「化粧品」で6.603件となり、同28.6%減。「養毛剤」「化粧クリーム」「乳液」の定期購入に関する相談が多く寄せられたという。2位の「健康食品」は3,000件で同11.9%増。「化粧品」と同じく定期購入に関する相談が多かった。年報ではトピックスとして、定期購入に関する相談の中で健康食品の相談が増加していることを取り上げた。「定期購入」に関する健康食品の相談件数は1,674件で同18.1%増。ダイエットや特定の部位の機能維持を謳うサプリメントなどの相談が多く寄せられたという。つづく
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