【NEWS FLASH】 食薬区分改正案、「非医」候補に1成分

 厚生労働省は9月9日、食薬区分の一部改正案について意見募集を開始した。新たに「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り専ら医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト)」(非医薬品リスト)の候補となったのは、海外で食品として使用実績のある「L-トレオン酸マグネシウム塩水和物」。生体に存在するL-トレオン酸とマグネシウムで構成、毒性についても懸念すべき情報はなく、非医薬品が妥当と判断された。また、既に「非医薬品リスト」に収載されている「5-アミノレブリン酸リン酸塩」について、「部位等」の記載を改正する。照会のあったCorynebacterium glutamicum由来の5-アミノレブリン酸リン酸塩について、懸念すべき点はなく、非医薬品とすることが妥当と判断。非医薬品リストの5-アミノレブリン酸リン酸塩の「部位等」の表記を、現行の「光合成細菌(ロドバクター・セファロイデス)の生成したもの」から、「Rhodobacter sphaeroides及びCorynebacterium glutamicumの生成したもの」に改正する案を示した。つづく

 

 

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