【学術トピックス】 ビーガン食がエピジェネティッククロックの老化速度低下
トゥルーダイアグノスティック社(米国・ケンタッキー州)のバイオインフォマティクス責任者ヴァルン・トワラカ氏が率いる研究チームは今年7月、ビーガン食を摂取すると老化が遅くなる可能性が示唆されたという研究結果を発表した。同研究では、8週間の完全植物性または健康的な雑食性食事療法の血液DNAメチル化に対する影響を調べた。研究結果は、植物性食品の抗加齢効果と一致して、エピジェネティッククロックの加速の有意な低下を示し、明確な反応が観察されたと報告された。研究には成人の一卵性双生児21組が参加。片方にはビーガン食、もう片方には雑食性の食事を与えた。その結果、ビーガン食を摂取した参加者の心臓、ホルモン、肝臓、炎症および代謝系の年齢も低下していることが観察された。つづく
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