「欧米でホリスティック医療が増加」(医師・鶴見隆史氏)
医療法人社団森愛会鶴見クリニック理事長の鶴見隆史氏による講演会「欧米医療大革命~ナチュロパシーが健康をつくる~」が7月21日、都内で開催された。講演では、欧米でホリスティック医療が増加傾向にある点に言及。「1910年代頃までの医療は、ナチュロパシー、オステオパシー、ホメオパシーなどのホリスティック医療が中心でがん死亡者も少なかった」とし、「近年、欧州では疾患によって薬を出さず、断食を推奨する国が増えており、2015年以降、驚くほど変化している」と強調。「イギリスでは薬の処方削減と栄養指導の動きから、がんの死亡率が減少傾向にある」「リトアニアでは医療に栄養学を半分取入れ、国家試験も栄養学が中心」「ヴィーガン人口は、ベルギー、ドイツ、イタリアほか米国でも増えている」「医療従事者がプラントベースの栄養知識を身につけるカンファレンス参加者も年々増加している」などと語った。つづく
詳しくは健康産業新聞1793号(2024.8.07)で
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