HAPI、令和6年総会  ホームヘルス機器の品質確保・普及に尽力

 (一社)日本ホームヘルス機器協会(略称HAPI/東京都文京区)は6月6日、都内で令和6年度総会を開催。総会後の懇親会では山本富造会長が登壇。「我が国は、超高齢社会を迎え、健康寿命の延伸が望まれている。自ら健康に対する意識や関心が高まり、セルフメディケーションを意識する国民も多く、家庭に気楽に利用できる健康の増進に繋がるホームヘルス機器が果たす役割は、ますます大きくなってきている。当協会では昨年、業界の今後を見据え、当協会が今後取り組むべき、活動に関する提言を策定した。この提言を踏まえ、ホームヘルス機器の品質の確保、普及等に努めていく所存だ」と挨拶を述べた。

 

 また、今年度の事業計画については、①健康増進機器の認定と普及に努めて行くことで、健康寿命延伸に貢献していく。②家庭用医療機器のJIS-Tについて、昨年改定に至らなかった一部のJISの改定に向け、JISの国事支援活動を進めると共に、基本の要件、適合性チェックリストの改定および、新たに制定した家庭用温熱治療器の安全確保について、会員等に正しく周知を図る。③家庭用の美容機器については、国際規格IEC60335-2-115に関して、各国から提案された改定案の検討を引き続き進める。家庭用の美容器器および健康器器の定義やガイドライン策定についても引き続き研究を行うとした。つづく

 

 

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