通販協、23年通販利用の実態報告書
(公社)日本通信販売協会は5月30日、「第31回全国通信販売利用実態調査報告書2023年/通信販売の利用実態」を刊行した。通販で利用した広告や購入商品、サブスクリプションの利用状況などをまとめた。調査は委託により、1月28日~2月10日に実施。15~79歳男女1,200人からの回答をまとめた。
通販を利用した経験があるとの回答は69.3%で、前年調査から3.3ポイント減少。昨年1年間で購入の際に見た通販広告を複数回答で聞いたところ、「携帯電話やスマートフォン・タブレット端末などによるインターネット」が65.1%で最も多く、前年から1.6ポイント増えた。2位の「パソコンによるインターネット」は28.0%で、前年から1.9ポイント減だった。通販利用者の年間利用回数は平均10.4回で、前年調査から1.1回増加。利用金額の平均値は6.9万円で、前年調査から4,000円増えた。利用回数・金額の増加に加えて、通販の満足度や今後の利用意向も増加しており、「今後、さらなる利用率の増加が期待できる」としている。
購入商品のトップは前年に続き「婦人衣料品」で32.0%(前年35.0%)。以下、「食料品(健康食品、地方特産品・産直品・飲料を除く)」が30.0%(同28.8%)、「美容、健康・医療器具(コンタクト、マスク等)」が25.5%(同23.1%)、「化粧品、香水」が25.2%(同23.9%)と続く。「健康食品」は14.6%(同14.5%)となり、前年からほぼ横ばいだった。つづく
詳しくは健康産業新聞1790号(2024.6.19)で
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