法政大・宮川路子教授、健康博で「水素・栄養療法」の知見報告

 「健康博覧会2024」が2 月20日〜22日に開催され、前年比約4割増の約3万人が来場した。初日のセミナー「医師が薦める「水素・栄養療法」実践〜水素・ビタミンC療法「宮川メソッド」の真実〜」では、法政大学教授で下北沢西口クリニック院長の宮川路子氏が登壇。会場は200人超が殺到。立ち見が出る盛況ぶりだった。宮川氏は、健康に必要なこととして、適切な栄養(バランスの取れた食事、サプリメント)、腸の健康、血管の健康と血流促進を挙げ、この全てに水素が関与していると述べた。実際、百寿者の多くは食事で摂取した食物繊維を腸内細菌で発酵することで自前の水素を作り、体内の活性酸素を除去し、炎症を抑制し、血流を改善しているため、呼気から排出される水素量が多いとした。

 

 続いて、水素の血流促進効果実験をはじめ、水素吸入とグルタチオン点滴によるパーキンソン病患者の回復事例、水素吸入と水素水摂取によるリウマチ患者の改善事例、潰瘍性大腸炎、コロナワクチン接種後の多発性の深部静脈血栓症の改善例、がん治療の副作用の軽減事例など、自身のクリニックで水素・栄養療法を実践して得た知見について、一部治療前後の映像を交えながら報告した。宮川氏は、水素・栄養療法は最高の組合せであり、水素とビタミンC、腸活のためのFBRA(玄米酵素)は健康の三種の神器と述べ、水素・栄養療法は自宅でできる健康法であるとし、医療費の大幅削減、医者いらずの世の中になることが自身の夢だと語った。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1783号(2024.3.6)で
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