HAPI新年賀詞交歓会 健康増進機器認定制度、HP開設しウェブ申請受付に対応

 (一社)日本ホームヘルス機器協会(略称HAPI)は1月12日、都内で令和6年新年賀詞交歓会を開催した。冒頭の挨拶で山本富造会長は、2023年の設立50周年を機に昨年4月、産・官・学の委員で構成する「ホームヘルス機器未来戦略部会」を立ち上げ、今後の取り組みに関する議論を重ね、昨年12月に提言をまとめたことに触れ、「ホームヘルス機器の質の確保、普及等に努め、ホームヘルス機器業界の社会における地位と信頼性の強化、確立を目指す」と述べた。

 

 また、2024年度に注力する事業内容を発表。まず健康寿命の延伸等を目指すため、ヒトの健康・美容の増進、QOL向上を目的とする機械機器等を健康増進機器として認定する健康増進機器認定制度について、「これまでに100を超える製品を認定した。本年度は引き続き、多くの製品認定、普及に努める」とし、同制度のHPを新設、WEBでの申請にも対応できる体制を整えたことを紹介した。

 

 家庭用医療機器に関するJIS規格については、昨年改定に至らなかった一部のJIS改訂に向けて引き続き取り組むほか、家庭用美容機器の国際規格IEC60335-2-115については、各国から提案された改定案について、昨年度に引き続き検討を進める。家庭用の美容機器および健康機器の定義およびガイドライン作成についての研究も継続していくとした。つづく

 

 

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