JHCI、都内で新年会開催 議連を中心に法改正にも着手
(一社)全国ヘルスケアサービス産業協会(JHCI)は1月18日、都内で新年会を開催、200人を超える会員企業や業界関係者が参加した。主催者代表挨拶では、協会理事長の佐藤尊徳氏が登壇。「JHCIは、当協会はエステを中心とした健康産業界の健全な業界づくり、経済発展が目的。国会議員の先生方に議員連盟を発足頂いた。業界からの要望を上げると共に、行政からの指導も円滑に共有できる体制をつくり、会員企業全員で発展していきたい。この業界に身を置かない私が理事を行うことで、公平性も保っていきたい」と挨拶した。
来賓には、健康美容産業振興議員連盟の理事長を務める衆議院議員の野田聖子氏、幹事長の参議院議員の中田宏氏、衆議院議員の神田潤一氏らが出席。野田氏は冒頭、能登半島地震の被災に触れ、「エールだけでも良い。皆さんができることで支援を」と呼び掛け、「約束通り議員連盟を発足した。皆さんと一緒に頑張っていきたい」と挨拶。中田氏は、「昨年11月17日の消費者問題特別委員会で美容業界に関する質問を国会で実施したが、昨年国センに寄せられた18~19歳の消費者クレームのベスト10に健康食品が入り、1位には脱毛サロンに関する苦情が多く寄せられた。業界が健全に発展していくことが大切となる。協会の発展を通じて、信用を得てビジネスを安心してできるように、また、お客さんがしっかりと信頼してくれる業界にしていきたい」と話した。
神田潤一氏は、「内閣府で大臣政務官を務め、経済政策を担当している。この業界が盛り上がると健康寿命が延びて財政が良くなる。インバウンドで海外の人にも入って貰えれば税収も伸びる。そして男女共に綺麗になれば元気になって日本全体が明るくなる。しっかりとサポートしてきたい」と述べた。JHCIでは議連を通じ、関連法案作りなどにも着手していく予定だという。つづく
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