インテージヘルスケア、2023年度市場実態レポート発刊

　㈱インテージヘルスケア(東京都千代田区)は、『健康食品・サプリメント＋ヘルスケアフーズ＋セルフヘルスケア市場実態把握レポート2023年度版』を発刊した。同レポートは2012年に発刊以降、今年で12年目。生活者13万人以上に対する大規模サンプリング調査を行って市場規模を推計しており、商品やサービス利用者の分析結果についてもサマリーレポートとしてまとめている。延べ340社以上に提供実績がある。

　同社では、23年度の「健康食品・サプリメント」の市場規模について、1兆2,385億円(前年比9.8％減)と推定。推計利用者数は4,968万人(同1.6％減)、1人当たり平均購入金額は2万4,928円(同8.3％減)といずれも減少したとしている。性年代別では、1人当たり平均購入金額で、「男性」が前年比6.9％減、「女性」が9.3％減少した。1人当たり平均購入金額で減少幅が大きいのは、「男性20代」の30.6％減、「女性10代」の27.9％減、「男性60代」の12.7％減だった。

　同社規定のヘルスベネフィット47種類中でみた市場規模では、「健康維持・増進」がトップで、以下「美肌・肌ケア」「栄養バランス」「疲労回復」「関節の健康」の順に。対前年の増減でみると、「発毛・育毛、抜け毛・薄毛対策」(12.9％増)、「下痢の予防・改善」(8.3％増)が増加した。つづく

詳しくは健康産業新聞1780号(2024.1.17)で
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