健食開発が活発化、23年新商品18%増

 コロナ明けで健康食品・保健機能食品の新商品開発が活発化している。調査は、姉妹紙の健康産業速報が例年実施。プレスリリースされた健康食品・保健機能食品の新商品(リニューアル含む)を中心に行っているもので、大手企業の商品が多数を占める。保健機能食品と、機能性素材を1つ以上配合し、何らかの健康訴求を行っているサプリメント・健康志向食品・健康飲料を「健康食品」として集計した。

 

 その結果、2023年に発売された新商品は498品で、前年比18.3%増となった。20年はコロナの影響で4〜6月の上市数が落ち込み、新商品数が409品と前年を僅かに下回っていた。21年は433品、22年は421品で推移していたが、23年は上市数が大幅に増え、新商品開発が活発化している実態が浮き彫りになった。本紙受託製造企業調査(1778号)でも、コロナ明けで受注が増加、商品開発が活発化している状況が明らかになっている。

 

 発売日別に見ると、3月が94品で最も多く、4月が80品で、全体の35%がこの2ヵ月に集中している。発売された新商品をカテゴリー別にみると、機能性表示食品が55.4%(前年57.5%)で過半数を占める。保健機能食品以外の健康食品が36.9%(同36.1%)、栄養機能食品が5.8%(同5.2%)、特定保健用食品が1.8%(同1.2%)だった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1780号(2024.1.17)で
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