日本機能性食品医用学会、「沖縄健康長寿と食文化」で特別シンポジウム
第21回日本機能性食品医用学会総会が12月9~10日、琉球大学千原キャンパス(沖縄県中頭郡)で開催される。テーマは「健康長寿の沖縄伝統食と文化に学ぶ」。学会総会の沖縄県内での開催は初という。特別講演、教育講演、シンポジウムなどのほか、機能性食品関連の一般演題が予定されている。
会長講演として、中部大学応用生物学部教授の禹済泰氏が、「機能性食品の開発研究と科学哲学」と題し講演する。特別シンポジウム「沖縄健康長寿と食文化」では、「アフターコロナの今、ブルーゾーンに学ぶこと~先人の知恵、文化の継承、“つながり”~」(琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野教授、荒川雅志氏)、「健康長寿を支える食と腸内細菌叢~京丹後長寿コホート研究の知見から~」(京都府立医科大学附属病院内科学教室消化器内科部門准教授、髙木智久氏)などの講演が行われる。
シンポジウム「沖縄の薬草と健康長寿」では、「沖縄伝統薬草野菜クワンソウの睡眠改善機能性成分について」(ソムノクエスト代表取締役、江口直美氏)、「モズク由来フコイダンの抗腫瘍効果」(九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門助教、照屋輝一郎氏)などが発表される。このほか、シンポジウム「健康長寿素材としてのノビレチンの可能性」「腸内細菌と健康長寿」を企画している。つづく
詳しくは健康産業新聞1776号(2023.11.15)で
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