応用薬理シンポジウム横浜で開催、サスティナブル・ヘルスケアテーマに講演
応用薬理研究会は9月16~17日の2日間、第24回応用薬理シンポジウムを横浜で開催した。コロナ禍でオンライン開催が続いていたが、4年振りの現地開催となった。テーマは「サスティナブル・ヘルスケアの創造」。大会長で横浜薬科大学教授、総合健康メディカル研究センター長の出雲信夫氏は、「医薬品に留まることなく、これからの健康・医療を担う機能性食品や健康食品の薬効・安全性を追求する大会にしたい」と挨拶。機能性食品に関する多くの演題が発表された。
シンポジウムではアピ製品開発部の秦健敏氏、丸山広恵氏がローヤルゼリーの歴史と開発と題し、古くから利用されているサスティナブルな素材であることを紹介。またケミン・ジャパンの橋本正史氏がルテインについて、近年若年層や妊婦、赤ちゃんや子供の目や脳にどのような影響があるかといったといった研究が推進していることを紹介。ルテインが高齢者だけでなく、全世代向けの機能性成分となりつつあることに触れた。セミナーではエムイーシーフーズの須貝正史氏がルテイン強化卵の紹介も行った。サビンサジャパンコーポレーションの塩田賢三氏は「アーユルヴェーダの伝統医学から持続可能な高齢社会医療を実現」と題し、同社が展開するアーユルヴェーダに基づいた機能性原料を紹介した。つづく
詳しくは健康産業新聞1773号(2023.10.4)で
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