総務省統計局 家計調査1~6月、健康食品支出2%増
総務省統計局が8月8日に発表した「家計調査」報告6月分で、2023年1~6月累計を集計した結果、2人以上世帯の健康食品支出額は前年同期比約2%増となった。全体では堅調だが、月によって2ケタ増になったり、2ケタ減になったり、支出額が安定していない。年齢階級が増すごとに支出が増える傾向に変わりはないが、世代によって好不調が分かれている。
家計調査で集計している「健康保持用摂取品」は、錠剤やカプセル、顆粒などサプリメント剤型が中心。2人以上世帯の今年上半期の「健康保持用摂取品」支出額は累計6,644円で、前年同期比1.8%増となった。月別に見ると、1月が1,018円で前年同月比4.1%減、2月が1,031円で同6.8%減となりマイナスでのスタート。3月は一転して1,284円で同13.8%増と2ケタ増になり、4月も1,148円で同3.8%増と持ち直した。しかし5月は957円で同13.0%減と急落、2019年4月以来の1,000円割れとなった。直近6月は1,206円で同17.7%増と急伸。健食支出は上半期トータルではプラスとなったものの、支出額が安定しない状況が続いている。つづく
詳しくは健康産業新聞1770号(2023.8.16)で
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