ピクノジェノールとロブビットで国際会議、タイ・プーケットに世界各国から約90人
ホーファーリサーチ社(スイス)は5月31日~6月3日、ピクノジェノールとロブビットの最新研究成果を報告する「第17回ホーファーリサーチリージョナルミーティング」をタイ・プーケットで開催。会場には、日本、マレーシア、タイ、ベトナム、韓国、フィリピン、台湾、シンガポール、韓国、インド、ドイツ、イタリア、ベルギーなど世界各地から約90人が参加した。
ドイツ・ビュルツブルク大学教授のペトラ・ホガー氏は、ピクノジェノールとロブビットを定期的かつ長期的に摂取することが、加齢に伴い低いレベルで続く慢性炎症“インフラメージング”への対策に有用であることを複数の臨床試験データとともに報告。また、「腸内細菌叢の増殖」「腸内細菌の多様性の調節」「病原菌の阻害や上皮細胞の強化」なども紹介した。ベルギー・アントワープ大学のニナ・ヘルマン氏は、88人のADHD(注意欠陥多動性障害)を対象とした10週間のランダム化盲検プラセボ試験を報告。ピクノジェノール摂取群はプラセボ群と比較して行動評価が有意に改善し、治療薬摂取群にあった食欲不振や体重減少がなく、適度な体重増加を確認したことを紹介した。イタリア・チェッティ大学教授のジャンニ・ベルカロ氏は、トライアスロン参加者を対象とした試験で、ロブビット摂取群の疲労感軽減、回復サポート、パフォーマンス向上などに言及。外科医や看護師対象の臨床試験では、酸化ストレスや疲労感などの低下に加え、集中力、注意力など仕事のパフォーマンスも上がったことを紹介した。つづく
詳しくは健康産業新聞1766号(2023.6.21)で
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