福岡県・久留米市、「バイオコミュニティ」を推進
福岡バイオコミュニティ推進会議は1月20日、都内で福岡県・久留米市などと共催によるシンポジウム「福岡・久留米発!地域バイオコミュニティの発展と成長」を開催した。福岡県・久留米市は2001年に福岡バイオバレープロジェクトを設立し、バイオ関連企業の育成、集積に取組んできた。県内バイオ関連企業は当初の32社から現在243社に拡大。2021年に福岡県と久留米市を中心とした「福岡バイオコミニュティ」が西日本で唯一、内閣府「地域バイオコミュニティ」の第1号として認定された。
開催に当たり、同推進会議会長の西村慶介氏は、「推進会議ではネットワーク機関としての機能強化を図り、投資環境等の整備や、人材育成・確保に取り組むほか、“次世代創薬”“再生医療”“スマートセル”“機能性表示食品”など、県、市が強みを持つ分野の研究開発、実証事業を実施。市場領域の拡大を図ることで国内流通のバイオコミュニティの形成を目指していく」と述べた。福岡県知事の服部誠太郎氏は、ビデオ出演による主催者挨拶を行い、「私達は、世界から選ばれる福岡県の実現を目指し、福岡バイオコミュニティの発展と成長に向けたチャレンジを続けていく」と力強く語った。つづく
詳しくは健康産業新聞1757号(2023.2.1)で
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