ネットショッピング利用世帯、初の50%超に

 総務省統計局は7月20日、「2021年家計消費状況調査年報」を公表した。インターネットショッピング利用世帯割合は初の50%超。支出額は世帯主の年代が低いほど多く、一方で増加率は70歳以上が最も高かった。「家計消費状況調査」では、電子マネーの利用状況のほか、ネットショッピング(ネットを通じた商品・サービスの購入)に関して、食料や出前、錠剤やカプセルなどサプリ剤型の健康食品、化粧品、家電、衣類、書籍、旅行関係費など、代表的な22項目の支出を調べている。

 

 年報によると、「2人以上世帯」で21年にネットショッピングを利用した世帯の割合は52.7%。2002年の調査開始以来、初めて50%を超えた。なお02年の利用率は5.3%。インターネットの普及とともに右肩上がりに増え、コロナ感染拡大に伴う外出自粛などでさらに利用が加速した格好だ。21年ネットショッピング支出額の1ヵ月平均は1万8,727円で、前年比14.6 % 増。「食料」などが増加した一方、「旅行関係費」などが減少した。なお「健康食品」は738円で同14.1%増だった。つづく

 

 

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