健康という付加価値をビジネスチャンスに
ヘルスケア産業の市場規模が年々拡大しており、特に「健康・予防領域(健康保持・増進に働きかけるもの)」
の推定市場成長率は、医療・介護領域を大きく上回っています。また今後、新たに産業化が見込まれる商品や
サービス等が「健康・予防領域」に含まれていくことを考えると同領域の更なる市場規模拡大が見込まれます。
人口減少の一途をたどる国内市場の消費減少、そしてコモディティ化(商品の付加価値が低下し、商品価値での差別化が
困難になること)が加速していることから、急成長を続けるヘルスケア産業に活路を見い出し
「健康」という新たな付加価値を提供し、差別化をすることによって事業拡大を目指す
一般食品・飲料・化粧品・日用品メーカー等からの健康・未病領域への新規参入が相次いでいます。
今後もヘルスケア市場規模は拡大の一択。そして他にもあらゆる社会的背景が「健康」ビジネスを後押しする要因となっています。
「 2025年問題 」
2025年に、国民の3分の1が65歳以上に。医療サービスの負担軽減、労働人口の確保、
介護・医療費の削減が急務であり、健康・予防領域の拡充が社会的に求められています。
「 医療費負担引き上げ 」
2021年6月、一定の条件のもと、75才以上の高齢者の医療費窓口負担が1割から2割へ引き上げる関連法が成立。
今後も医療費負担の引き上げが予想されており、医療に頼りすぎないためにも未病の段階でのケアが益々必要とされます。
「 健康志向の向上 」
かつては「意識が高い消費者」がメインストリームだった健康・予防領域の市場ですが、
今や97.9%の消費者が「人生において健康は何よりも大切」と回答しています。(経済産業省「健康ビジネス ポテンシャル調査」)
ほとんど全ての消費者は、「健康」を訴求した製品に確かな付加価値を感じていると言えます。
強力な差別化戦略に、多様な「健康」の切り口のヒント
次回で41年目の開催を迎える健康博覧会では、ひと・社会・地球の健康をテーマに、あらゆる業界関係者が一堂に会し
健康という付加価値から、毎年多くのビジネスが創出されています。
以下のページより、健康博覧会がリーチする25万人のヘルスケア産業関係者が注目する、多様な「健康」の切り口の一例をご覧いただけます。
ヘルスケア産業への新規参入、新商品開発、既存商品・サービスの見直し等に幅広くお役立てください。
注目キーワード
業界からの注目度や関心が高まり、確かな需要があるヘルスケア関連キーワードをご紹介いたします。
前回の見どころ
今年2月開催時の出展製品の見どころテーマです。食品も非食品も多様な切り口で注目を集めました。
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