2018年4月25日
【プラセンタ】 インバウンド需要が市場拡大に貢献

美容素材の代表格として不動の地位を確立したプラセンタ。健康・美容食品としての市場規模は250億円を超えており、ここ最近も日焼け対策をはじめ新ジャンルを開拓するなど勢いは衰えていない。一方、化粧品分野では原液からヘアケア製品まで幅広く利用が進み、メーカーによっては原料ベースでも2~3割は出荷量が増加している。特に化粧品では外国人観光客のインバウンド需要が貢献。機能性研究についても一部の専業メーカーではここにきて作用機序解明の糸口となるような知見を発表している。


■成長率は横ばいも
大手参入続くプラセンタサプリ


プラセンタサプリメントの国内市場はここ数年ほぼ横ばいで推移も、新ジャンルの開拓や大手メーカーの市場参入などトピックスは少なくない。

昨年はクラシエ薬品が“和漢プラセンタ”というコンセプトで国産ブタプラセンタエキス純末を使用した10mLボトル飲料『プラセンダイヤ』を投入。また医療機関向けで製品リニューアルを行い『プラセンタボンリッチ』を発売した。ディーエイチシーは『純粋生プラセンタ』を強化。『生プラセンタハードカプセル』とともにテレビCMなどによる販売促進を展開している。

2 月には大手通販のディノスセシールがオリジナルサプリメントシリーズの“リアルエクセレント”から『純プラセンタα』を発売。生プラセンタを配合したプラセンタエキス150mgのほかアナツバメの巣末5 mg、ヒアルロン酸5 mg、エラスチン10mgなどを配合。こだわりの美容成分を使用しているのが購入者から受けている。

プラセンタサプリメントの主販路は通販だが、大手メーカー品の投入により薬局・薬店、ドラッグストア、スーパー・量販店などの店頭ルートも活性化。エステサロンもPB品を含め根強さをみせている。クリニック・医療機関専売品も以前と比べ、専業メーカー各社による競争が厳しくなっている。


剤形別ではタブレットやカプセルが好調。また樹脂成形のミニボトルも携帯性や飲みきれる点で評判がよい。スパウトタイプのパウチ飲料も単価が比較的高めの商品には利用されている。一方で、スティックゼリーや小びんドリンクは小休止。大びんドリンクも横ばいとなっている。化粧品は原液化粧品が依然として好調なのに加え、美容液、化粧水、保湿クリーム、石けん、シャンプー、ヘアケア製品、フェイスマスクなどアプリケーションは拡大している。

プラセンタ化粧品の好調の理由は訪日外国人観光客の購入。かつての爆買いの際のハンドキャリービジネスの様相はなりを潜めているが、安全で品質の高い日本製ということもあり人気を集めている。化粧品市場全体の底上げ要因ともなっており、インバウンドの成長は期待を集めている。これまで未解明な点が多かった作用メカニズムや機能性研究について参入メーカーでは検証に注力。美肌から女性系疾患、ロコモ・サルコペニアまで幅広い知見が報告されている。


詳しくは健康産業新聞第1642号(2018.4.18)で
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