2018年4月5日
【健康・美容飲料】製品バリエーション多様化

「健康産業速報」が2017年の健康食品・保健機能食品の新製品443品目を剤形別に分類した調査の結果、今回もトップは「飲料」(151品)だった。さらに「ゼリー」が前年12品から22品に増えた。飲料開発ニーズが引き続き活発な中、2017年の健康・美容飲料市場では、機能性ヨーグルト飲料やスムージー、甘酒、ゼリードリンク、酢飲料── など一般食品系の飲料が昨年にもまして好調だった。一方、サプリメント系飲料では、美容系ミニドリンクのブーム終息後、市場を牽引するほどのアイテムが登場していない。代わりに大型瓶やリトルPET、小容量パウチなど製品バリエーションが多様化。受託企業にとっては製造ラインを含めた対応能力が求められる状況になっている。


■一般食品系飲料、ゼリー飲料の好調続く

2017年の健康・美容飲料市場の動向をみると、大手乳業メーカーを中心に展開する機能性ヨーグルトドリンク、コンビニのPB商品として定番化したチルドカップ入りのグリーンスムージー、ストロー付き紙パック入りの青汁、甘酒といったアイテムが、昨年にもまして好調な売行きだった。またテレビ番組の影響で黒酢や果実酢などをベースとした酢飲料も台頭するなど、一般食品系の飲料が“健康”や“美容”訴求を前面に打ち出した販売戦略で成功している。機能性表示食品の受理状況も清涼飲料水は237品(3月14日現在)と順調に数を増やしている。

さらにスポーツ人口の増加に伴い、アミノ酸やプロテインなどを配合した口栓付パウチ入りのドリンクや、ゼリードリンクの需要が急伸、販売メーカーの製品ラインアップ拡充に加え、ドラッグストア等の小売店のPBニーズに対し、昨年来、多くの受託メーカーが新規案件の受注を断らざるを得ない状況に。


■サプリ系は大型瓶、リトル PET、小容量パウチが好調

一方、健康食品メーカーや通販企業が主に販売するサプリメント系飲料では、製品バリエーションに広がりが見られる。コラーゲンやプラセンタを配合した美容系ミニドリンク(30~50mL)のブームが終息後、淘汰に生き残ったブランドは堅調に推移しているものの、ミニドリンクの新製品開発ニーズ自体は鈍化している。こうした中、ミニドリンクの製造ラインのみを持つ工場の中には、売却や閉鎖を余儀なくされるところも見られた。逆にミニドリンクでもアピが展開するリトルPETボトルは絶好調。現状、同社以外にOEM対応できる企業が無いこともあって、製造ラインはフル稼働状態という。

また酵素飲料の根強い人気や美容系ドリンクの大型瓶化、酢飲料の台頭などもあり、500~900mLの大型瓶の受注はまずまず好調とのこと。さらに25~70gの小容量パウチは、スポーツ系や美容系、滋養強壮系の液体・ゼリー・ペースト用途で年々需要が拡大している。





詳しくは健康産業新聞第1640号(2018.3.21)で
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