2018年2月27日
【糖管理サポート素材】 糖尿病有病者・予備群、2,000万人

厚生労働省が毎年発表している「国民健康・栄養調査」の最新の統計では、 糖尿病有病者(糖尿病が強く疑われる者)が調査以来、初めて約1,000万人 に上ったことが明らかとなった。糖尿病予備群(糖尿病の可能性を否定でき ない者)は、一時期の増加傾向に歯止めが掛かり、減少しているものの、糖 尿病有病者と糖尿病予備群を合わせると約2,000万人で依然として高水準にある。

国は、健康寿命の延伸や医療費削減のために糖尿病予防を推進して おり、補完的な役割として予防食品への期待が高まっている。トクホや機能 性表示食品では、「難消化性デキストリン」が圧倒的なシェアを持つが、「サラシア」「大麦β-グルカン」なども台頭。また「桑葉」「シークヮーサー」 「シルク」「サツマイモ」―― など、エビデンスデータを蓄積した機能性素材も続々登場している。


糖尿病者有病者 60・70代男性は20%以上

厚労省が昨年発表した「平成28年国民 健康・栄養調査」では、重点項目として 糖尿病などに関する調査を発表している。 これによると、糖尿病有病者は12.1%で、男性は16.3%、女性は9.3%。ともに50代以上の糖尿病有病者数が顕著に増えており、70代以上の男性は23.1%だった。高齢者の増加のほか、運動不足や食生活の乱れなどで肥満者が増えているのが原因とみられる。

推計人数を算出すると、糖尿病有病者は、平成24年調査から50万人増えて約 1,000万人と過去最高となった。糖尿病予備群は、平成19年のピーク時から減少し ているものの、専門家は、糖尿病予備群が糖尿病有病者に移行しないための予防が重要と指摘する。

糖尿病には、脾臓細胞が破壊され、インスリンの分泌量が低下するⅠ型糖尿病と肥満、運動不足、遺伝的素質などによりインスリン抵抗性が生じるⅡ型糖尿病がある。日本の糖尿 病患者の95%は、Ⅱ型糖尿病とされる。糖尿病に罹患すると細胞に糖質を取り込むインスリン分泌が低下し、血中の糖濃度が上昇することで血管を傷つけ、最終的に糖尿病性腎症や 糖尿病性網膜症などの合併症を引き起こすことから、糖尿病は介護・医 療費高騰の大きな要因とされる。 平成28年度の医療費は約41兆円。 糖尿病の医療費は1 兆円を超えており、国は、「健康日本21」で糖尿病 の発症・重症化予防を掲げているほか、日本再興戦略で健康寿命の延伸を揚げ、糖尿病や、糖尿病と相関性の高い肥満対策を急ピッチに進めている。


難デキ、サラシア、大麦β-グルカンなど 機能性表示の利用広がる

糖尿病の予防には、バランスのとれた食事や適度な運動などの生活習慣の改善 が重要となるが、そうした「自助努力」の補完的な意味合いで、健康食品の利用が広がっている。企業側も市場拡大を見越して血糖値上昇抑制や血糖値降下作用、インスリン抵抗性改善、糖代謝改善、糖吸収抑制などに関するエビデンスデータを蓄積している。 特定保健用食品では、『からだす こやか茶W』や『食事と一緒に一六 茶W』などに使われている難消化性 デキストリンが圧倒的なシェアで、そのほか、小麦アルブミン、大麦若葉由来食物繊維、グァバ葉ポリフェ ノール、ネオコタラノールなどが利用されている。


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