2018年2月13日
世界市場、ネット通販がけん引

世界各国のサプリメント市場は、成長が続いている。ユーロモニターによると、2017年のサプリ市場は、米国288億1,170万ドル、中国は、197億8,680万ドルとなる見通しだ。市場は堅調に推移し、22年には米国332億5,030万ドル、中国は262億9,230万ドルに達すると見込まれる。高齢化や消費者の健康志向のほか、インターネット通販が市場をけん引している。同社シニアアナリストのカロライナ・オルドネス氏(OTC・ヘルスケア業界調査チーム)によると、「2017年のインターネット通販におけるサプリの世界全体での売上高は、12年のほぼ倍に相当する130億ドルに達する」という。


オルドネス氏は、インターネット通販市場におけるビタミン・サプリ市場の成長余地は大きいとみる。ドラッグストアなどでサプリ等を購入している消費者が、徐々にインターネットでの購入にシフトすると予想し、「ビタミン・サプリのオンライン売上高は、今後5年間で倍かそれ以上に成長する」と予測する。

インターネット通販市場において気になるのは、圧倒的な影響力を持つアマゾンの動向だ。PwCの「Total Retail 2017」によると、アマゾンにより実店舗での買い物が減少したと回答した人の割合は、世界全体で28%、米国では37%に上った。アマゾンは、プライベートブランド(PB)「amazon elements」で2017年からサプリメントの発売を開始。発売当初は5 種類だったが、ラインアップはすでに10種類まで増えた。同氏は「アマゾンが、P B のサプリメントを拡充させる噂はある。もしそうなれば、競合企業にとってとても厳しいだろう」とする。インターネット通販におけるサプリメントの販売は、OTCなどと比べて規制が少ない。参入障壁が低いこともあり、スタートアップ企業が大量に誕生している。競争が激化した結果、消費者の商品選択は、サプリメントのブランド名よりも価格の安さや、より早く手元に届く商品かどうかなどに大きく影響を受ける。このような現状で、アマゾンがP B商品を拡充すれば、他社にとっては脅威となるだろう。同氏は「アマゾンは、今後もオンライン小売業者としてリードを続けるだろうが、eBayなど新興企業の成功事例にも注意を払い、学ぶべきだ」としている。





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