2017年8月30日
サルコペニア予防、ウォーキングだけでは不十分

「第12回ファンクショナルフード学会研修会」が4 日、都内で開催され、「サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)」をテーマに講演等が行われた。


東京大学大学院総合文化研究科・生命環境科学系教授・石井直方氏は、「サルコペニアのメカニズムとその予防・改善のためのトレーニング」と題して講演。サルコペニアは遅筋線維より速筋線維が深く関与していることを説明した。

予防・改善には速筋線維の運動単位を長期的な不活性状態にすることなく、定期的に活動させることが重要とし、「ウォーキングは速筋線維があまり使われないのでサルコペニアの予防には十分でない」と言及。そのうえで「定期的にやや強めの運動することが必要」と話した。栄養面の視点からでは、「ロイシンを豊富に含むアミノ酸サプリメントなどは高齢者の運動時に効果的と考える」と述べた。


順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科先任准教授・町田修一氏は、千葉県の自治体と共同で行っているサルコペニア予防の運動プログラムにおける研究成果を報告。「筋肉に対して負荷をかけた運動プログラムで、移動機能の低下が始まっている状態のロコモ度1 の高齢者では、一定の改善を確認している」と説明した。

同氏は「運動の継続、広げていくためには、参加高齢者の中から指導できる人材を育成していくことも必要」と述べた。


詳しくは健康産業新聞第1626号(2017.8.16)で
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