2017年8月1日
中国市場をめぐる動き一般貿易伸長、大型M&Aも

中国保健協会の調べでは、中国の保健食品の市場規模(売上高)は、2,000億人民元(約3 兆4,000億円)を超えているとも言われている。その巨大市場をめぐっては様々な規制があるなかでも海外勢の動きが活発で、日本健食企業も最終製品や半製品原料などの形で取引が増えつつある。

豪サプリ大手ブラックモアの中国国内における売上は、決算開始月である昨年7 月から今年3 月までの間で9,200万ドルとなり、前年比60%増となった(健康産業速報・5 月16日付既報)。ただ、本国であるオーストラリアおよびニュージーランドでの売上は2 億6,400万ドルで、前年比26%減となった。

ブラックモアの売上傾向から読み取るのは、海外でモノを購入し、それを中国に持ち帰って販売する、いわいる「代購」と言われるビジネスの比重が低下し、一般貿易の形での取扱量が増えていることだ。代購と一般貿易の中間形態として越境EC市場があるが、「競争はワールドカップ並み」(三菱総合研究所政策・経済研究センター・劉瀟瀟研究員)とも言われており、参入するためには広告費などの負担に耐えられる体力が必要だ。

越境ECや一般貿易の形で中国市場に参入する場合、多くの企業が採用しているのが中国企業のM&Aや外資との合弁設立だ。朝令暮改の規制や独自の流通網などへの対応が容易になる。中国保健協会の王鶴松氏は、「日本企業が中国市場に進出する場合、すでに販売網やノウハウを持った中国企業と合弁することは有効な選択肢」と指摘する。





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