2017年2月28日
【酵素・酵母食品】市場は前年比4%増の530億円に

2016年の酵素・酵母食品(植物発酵食品市場)は前年比4%増の530億円に。ひと頃の勢いは鳴りをひそめたものの、8年連続で成長を遂げた。植物発酵エキスを用いた腸内環境改善、美容、ダイエットは健康意識の高い消費者に定着しており、国内では根強いリピート率を誇っている。食系、通販、薬系、エステサロン、MLMなど販路を選ばない商品として認知されているが、訪日観光客のインバウンド特需が一服したことにより免税量販店、ドラッグストアなどの売り上げは減少した。他の健康食品の例にもれず、インバウンドから中国、韓国、台湾、マレーシア、インドネシアなどの地域への輸出が増加傾向に。堅調な国内需要に支えられる一方で、海外からの引き合いも活発になっている。酵素・酵母食品市場の現状をリポートする。


「ファスティング」「スーパーフード」など追い風に成長


酵素・酵母食品は定番の健康食品素材として市場に定着。若年層から中高年まで幅広い年齢層を取り込み、一層の成長を遂げている。30年近く前に起こった酵素ブームと違い、従来の飲料やペースト製品に加え、スムージーやスーパーフード、青汁との組み合わせなどアプリケーションは多種多様に。健康意識の高い人たちにとってはライフスタイルを構成するマストアイテムとして浸透した。市場が急成長したのは、2011年ごろから注目されはじめた「ファスィング」や「プチ断食」がひとつの契機と考えられている。20~30代の女性の支持を得たことで、市場は2 ケタにさらには30%以上という高水準で成長した。体感が高いため、一過性のブームに終わらず安定したリピート率を誇るというのも大きな特徴といえる。

形態は飲料やペーストのほか、粉末飲料、スムージー、スティックゼリー、タブレット、カプセルなど多岐にわたっている。植物発酵エキスのほか、植物抽出エキス、乳酸菌、プラセンタ(特に使われているのは発酵プラセンタなど)といった美容食品素材、スーパーフード、健康酢といった人気素材との組み合わせた商品も定番化した。現在はプレバイオやバイオジェックス関連の機能性も注目されている。

参入企業は老舗メーカーが少なくない。こうした企業は数十年にわたり培った独自の製法とノウハウを武器に、一定の顧客を獲得している。通販市場では、万田発酵や野草酵素といった専業メーカーが2ケタ前後で伸びている。エステサロンでも取り扱いが増加。酵素・酵母食品は施術で利用するだけでなく、物販としても売れ筋。エステサロン専売品として酵素食品を展開するエステプロ・ラボでは1 万2,000店のサロンに製品を卸している。





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